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旅ブログー旅の始まりは「おのくん」

<旅の始まりは「おのくん」>
先日、年明けまだ日も浅い冬の東北へ行ってきました。
目的は「おのくん」。
2011年3月の東日本大震災の時、津波で大きな被害を受けた東松島のキャラクターです。別にお役所のキャラクターではなく、被災者の主婦の方が集まって作り出したマスコットです。その誕生をご紹介しましょう。
<「おのくん」て誰?>
ある日、埼玉県からやってきたボランティアが宮城県東松島市小野駅前応急仮設住宅の自治会長の武田文子さんに、ある人形の作り方を教えました。
それがアメリカの家庭で作られている靴下で作った「ソックモンキー」でした。それがあまりにかわいいので、被災者の主婦が集まって、東松島へもっとお客を呼びたい、とにかく現金収入を得たい、という事で見よう見まねでソックモンキーを作ることになりました。
当初の名前は「がんばれ!のように力まないで、様々な震災の困難を「めんどくしぇ!」(現地の言葉で「面倒くさい」)精神で切り抜けていこう」ということで、長く「めんどくしぇ人形」と言われていたのですが、いろいろ案が出る中でこの場所、越前小野の「おの」をとって、「おのくん」と呼ばれることになりました。
これが「おのくん」の誕生となりました。姓は「めんどくせぇ」、名は「おのくん」。なんともまぁ。。

「おのくん」は、一足の靴下から作られる「ソックモンキー」と呼ばれるお人形。 作り方の基本は同じなのに、でも、ひとつひとつが個性的で、ちょっとずつ違った表情を見せてくれる。
「おのくん」は、一足の靴下から作られる「ソックモンキー」と呼ばれるお人形。
作り方の基本は同じなのに、でも、ひとつひとつが個性的で、ちょっとずつ違った表情を見せてくれる。(出典:宮城復興応援ブログココロプレス)

<広がる「おのくん」コミュニティ>
 おのくん、は通信販売やオーダーメードもしているのですが、元々東松島にお客さんを呼びたい、という主婦の願いから生まれたキャラクター。
また主婦たちもぼちぼち作っているので、通信販売は半年待ちとかになってしまうとか。そのおのくん、この頃は「おのくんと旅行に行ってきた」というのが流行らしく近頃は海外からの写真を投稿する人もいるのだとか。
おのくんファミリーも遠くに行くようになったものだねえ。

<「おのくん」に会いに仙台・石巻へ>
 そのおのくんのふるさと、陸前小野は仙台市から仙石線か石巻東北ラインで行きます。ちょうど松島海岸と石巻の中間です。
まずは仙台から石巻東北ラインに乗ります。この線は先の震災で石巻とともに海岸を走る仙石線が大きな被害を受け早急な復旧が難しいとき、石巻の復旧を助けるために東北本線から分岐して比較的被害が少なかった松島海岸駅以東を結んだものです。仙石線に入ると新しく造成された土地に新居が随時建設中なのに驚かされます。海側の地域では駅舎とともに街が壊滅し、大きく高台移転しての復興となったところが少なくありません。そしてここ陸前小野も例に漏れず大きな被害を出しました。
 陸前小野では新しくなった駅の東に「小野駅前応急仮設住宅」があり、ここでおのくんは生まれました。
近年復興計画から仮設住宅の閉鎖が発表され、交流の場が失われないようにと、現在駅前の駐車場奥に交流拠点「空の駅」が作られています。

<いよいよ「おのくん」にご対面です!>
 右手のドアから入ると壁一面に30匹くらいのおのくんがずらり。
どれも愛嬌があっていつまでも眺めていたい気持ちもあるのですが、そうするといよいよ帰れなくなってしまうので、最初に気に入ったものを買っていくのが良いでしょう。受験シーズンには滑り止めソックスで作った「滑らないおのくん」が人気なのだとか。
 首都圏からも多くのおのくん目当ての観光客が訪れる東松島。私のすぐ跡にも車で来て10体以上のおのくんを買って帰る家族連れを見ましたが、プレゼントでしょうか?私はここで長身でシックなおのくんと、カラフルで小さめのおのくんをチョイス。おのくんはサイズに関わらず1個1000円。こうしておのくんは我が家へやってくることになりました。
 一つ一つ手作りされるおのくん。どれも一つ一つ松島の主婦のみなさんの手作りです。シンプルなだけに味わい深い表情に癒されること間違い無しです。
この春、この世界で愛される小さなキャラクターに会いに出かけてはいかがですか?

1件のコメント

  1. まれりーねt より: 返信

    待ちに待った「おのくん」が我が家にやって来ました。とっても(ノ≧▽≦)ノかわいい~
    お正月は今年はおのくんが家族になってにぎやかで楽しくなりそうです

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