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かねっちの閑話休題(8)

かんわきゅうだい

【閑話休題】
余談を打ち切って、本筋にもどる意を表す語。それはさておき。さて。
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閑話休題。今日、社封筒のコメントを一新しようということで封筒上部掲載のキャッチを社長に諮って「おもしろき、おもしろくなきも、全部おもしろく。」に変更しました。

 

これはもちろん高杉晋作の辞世「面白きこともなき世を おもしろく すみなすものは心なりけり」もモジリなんですが、長年下の句は幕末勤皇派歌人として有名な野村望東尼(平尾の人)がつけたと思っていたのですが、どうやらそれは司馬さんの「竜馬がゆく」での創作で史実は不明なのだそうです。

 

まずは行動を説いた松陰先生の教えを受けて功山寺挙兵も密出国もやった高杉晋作が「結局は気の持ちよう」と言う違和感がそうさせるのかもしれませんが、残される桂や伊藤に維新完遂の「心」を残した、と思えば頷けるところもあるのではと思います。

田中絹代ぶんか館 名誉館長のつぶや記
166「事実」と「真実」←実はこの辞世は安政年間に野村望東尼が詠んだ歌の本歌取りを晋作が最期に狙ったけど途中力尽きて、望東尼にフォローされて苦笑いしたという斬新な説。これは面白い
https://kinuyo-bunka.jp/mutter/post-349.html

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